近年、コロナが終わってK-POPアイドルのコンサートが始まってきましたね!そんなK-POPには欠かせないアイドルの写真を撮るマスターという存在を皆さんはご存知でしょうか?
今回はマスターとは何なのか?そして、マスターはどんなカメラで撮影しているのか現マスターが語り説明していていきます!
マスター?ホムマってなに?
マスターとは主に特定のアイドルの写真や動画を撮影してツイッターなどにアップロードする人のことを指します。
アイドル本人にも認知されている人のほうが多いため、スケジュールなどで撮っている人がいる場合にはアイドル本人を撮っているカメラへの目線などあったりします。
同じグループや推しの画像を色々提供してくれる貴重な存在なので、一般ファンからは「マスタニム(マスター様の意味)」と呼ばれています。また韓国語だとホームマスター(홈마스타)を略してホムマ(홈마)と呼ばれることがあります。
マスターが主に行なうことは
- コンサート、空港、サイン会などに参加
- 写真を撮影し、SNS(ツイッターやインスタ)に公開
- 撮影した写真を加工しグッズ販売(スローガンやカレンダー等)
- 誕生日やグループ等の記念日にイベント主催
を行なっている人のことを指します。
オタクの中でも特に通っていてさらに写真を撮ったりする人達です。
日本だとTO(トップオタ)みたいな感じが近いかなと思います。
ツイッターや駅の看板などなどの不特定多数が見る場に自分の推しを撮った写真や動画を載せて多くの人に自分の推しのこんなところが可愛い・かっこいいとかを広めています。
ただこの写真を撮る行為は基本的には事務所からのお願いなどはされておらずそしてもちろん日本でも韓国のコンサートなどでも撮影は許可さていません。コンサートなどによっては撮影可能なことも有りますがコンサートは基本的には撮影禁止です。
マスターの写真は宣伝の一部になるので非公式的では有りますが、K-POPの文化の一部であり一種の広報活動的な役割にもなったりするので著作権などに関して黙認をしていることが多いです。
最近韓国で行ったNCTDREAMのコンサートDREAM SHOW2では撮影禁止ではなく、撮影禁止などは何も言われなかったのですが、CANDYのカムバックショーケースでは撮影禁止だったので、時と場合や会場やタイミングによりけりなので、撮影するかは回りの雰囲気を見て見極めそして決めましょう!
マスターが使ってるカメラとレンズはどれ?
まずカメラを買う際に悩むところがメーカー選びかなと思います。
韓国でマスターなど写真を撮っている人はニコンを使う人よりも圧倒的にキャノンが多いです!
ニコンやソニーを使っている人もたまにいます!知り合いの中で使ってる人も稀にいますが、本当に数えられるぐらいしかいないと思います。
マスターがよく持っているキャノンのカメラについてです。
実際私もキャノンを使っていてキャノンをおすすめする理由は
- キャノンは肌を白く写して鮮やかに撮影ができる
- 暗い場所でもAF速度が速いからピントが合いやすい
- レンズが安くて貸し借りもできる
以上の3点が主にあげられるポイントかなと思います!
現マスターの私はこれを使ってます
では前置きが長くなりましたがまずは自分使ってるカメラ紹介に行きたいと思います。
- ボディ:CANON EOS R5
- レンズ:CANON RF70-200mm F2.8 L IS USM
- レンズ:CANON RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
- ストロボ:CANON 600EX II-RT
- カム(ビデオカメラ):SONY AX-100
この後下で説明しますが私が使っているカメラはミラーレスのR5と言うカメラなのですが軽いのに連射が出来たりとメリットしかないカメラです!
昔は1dx2を使っていたのですが22年の5月にR5に変えてレンズもすべて変えました。
後日また私が使っているカメラの詳しい説明をしようと思います。
韓国人マスターを同じものを目指すならこれ
正直韓国に19年から住んでいて仲のいい韓国人や日本人のマスターなどは基本同じカメラをみんな使ってます。
キャノンを使っていて違う機種とかはちょいちょいいますが、基本的にはこれから紹介するカメラ以外使っている人は本当にいないと思ってください。
- ボディ:CANON EOS R5 もしくは CANON EOS R3
- レンズ:RF70-200mm F2.8 L IS USM
- レンズ:RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
- ストロボ:EL-1
- カム(ビデオカメラ):SONY AX-700 もしくは AX-100
カメラ本体(ボディ)・レンズ・ストロボはどのオタクも大体持ってる基本装備です。これがあれば不自由ないオタ活ができること間違いなしです!予算に合わせてどれを買うか決めてみてください。
コロナ明ける直前とかまでは周りでCANONの5D4や1DX2を使ってる人もよく見てたのですが最近はミラーレスになりました。正直周りの人ほとんどのマスターがレフ機からミラーレスに乗り換えてます。
私は韓国に住む前にカメラ本体とレンズ買い揃えたのですが、本体もレンズも中古で買ったので総額50万円ぐらいでした。
ただ22年の5月に新しいミラーレスにカメラ本体とレンズ2本を新品で買って100万円投資しました、、、
韓国に住む前の私の場合は、カメラ本体のボディをまず買ってコンサートやサイン会がある土日の前にレンズを友達に借りたり、お店でレンタルしてました!
もちろんこんなにお金をかける必要はないです。ただこれがあれば間違いなく不自由がないぐらいの最強オタク装備です!
時代はミラーレス?一眼レフ??
私自身20年21年22年と韓国に住んでたまにアイドルと同便して日本や海外の往復をしてきて感じたことですが、日本人のマスターはまだ遅れてる人が多いと思います。
なぜなら日本ではまだミラーレスに乗り換えてる人が多くなく一眼レフを使っている人が多いです。
韓国のマスターは一眼レフから乗り換えて時代はミラーレスになっています。
それこそ昔は1dx2や5d4を買えば問題ない!これを買っとけ!!見たいな雰囲気がありました。その考え正直時代遅れです。
さて詳しい商品について説明します!!
カメラボディ:CANON EOS R5(ミラーレス)
まずボディのCANON EOS R5です!
こちらのカメラは2020年に発売はされていたのですが韓国では20年21年に使っているマスターなどはあんまり見なかったのですが、周りのマスターも22年の夏ぐらいから買い換えるって人が多かったと思います。
私自身も1DX2をずっと使っていたのですが22年の5月にR5に買い換えました。
1DX2でも十分カメラの性能はいいんですけど本体の重さが約1,530gと1キロあるんですよね。それに対してR5は約738gとめっちゃ軽いんですよ!!!
重さが1dx2の半分で本体のサイズも5d4よりも小さくて性能が格段に上がってるので買い換えない理由まったくなかったです!!!
さらにミラーレスなので撮影をしてる時にシャッター音が鳴らない設定ができるんです!
今までの一眼レフってシャッター音が気になったりすることがあったと思います。そこを解消できるのでかなり強いです。
このR5と同時に販売されたR6というものもあるのですが基本的には画質ぐらいしか変わらないのでR5ほど手が出せないって思う方はR6もしくはR6mark2を買いましょう!
写真を撮るならR6、動画が性能が上がったのがR6mark2って感じです。
R6シリーズも使ってる人いなくはないですけど、どちらかと言うと少数です。
カメラボディ:CANON EOS R3(ミラーレス)
次のボディはCANON EOS R3です!
韓国のマスターとかでもR5にするかR3にするか悩んでいる人は多かったです。
周りで何人かいたのはR5を使っていて、後にR3に乗り換える人をちらほら見ました。
R5でも十分性の良いのになにがそんな違うの!?ってなると思います。
K-POPアイドルを撮る上で主に違う点をあげていきます。
- 撮れる枚数の違い
- 画素数
- バッテリーグリップがあるか
撮影する上で重要なのはこの3点だと思います。
1. 撮れる枚数の違いについて
キャノンのミラーレスでは主に電子シャッターと言われるもので撮影します。
R5の電子シャッターでは1秒に約20コマ撮影可能、R3は1秒に約30コマの撮影可能です。
1秒で20枚か30枚撮影できるかの違いってなったら30枚のほうがコマ送りのように連射できますよね。
撮り逃しが少ないほうが良いに決まってますが、私はまだそこまでいらないなと思ってR5を買いました。
2. 画素数
この画素数はアイドルなどを撮影した後に行なう補正や現像をする際に変わってきます。
R5は4500万有効画素、R3は2410万有効画素とR3はR5の約半分の画素数になっています。
R3の2410万有効画素でも十分高く綺麗に撮影できます。
3. バッテリーグリップ
主に縦で写真を撮るか横で写真を撮るかで変わります。グリップが付いているほうが縦撮りを格段にしやすいです。縦撮りの方が写真の画格を広く使うことが出来ます。
私は普段横で撮影してフォトショップなどで縦に切り取ったりしています。
上で紹介したR5にも別売りでバッテリーグリップを追加することが出来ます。
以上が、R3とR5の主な違いかなと思います。
バッテリーグリップが付くことによって変わる重さだったり、画質や枚数だったりが変わるので自分の予算に合わせて購入してください。
マスターをする上でカメラ投資に予算に余裕がある方はR3の購入をすると良いと思います。撮影可能枚数やバッテリーグリップや動画など加味して、私も将来的にはR3を買おうかなと思っています。
レンズ:CANON RF70-200mm F2.8 L IS USM
もうこのレンズは説明なしのはるか昔からどのカメラブランドからも販売されていた70-200mm通称セアッパ(韓国略称)/ナナニッパ(日本略称)の紹介です!
こちらはミラーレス版のRFレンズとして新しく小型化そして軽量化されたされた70-200mmになります!
いつのマスター時代でもセアッパはマスターに使われてきました。絞りのF値が2.8までいくことから明るく、そして70mmと近くでも撮影が出来て200mmの中距離撮影も可能なレンズとしてマスターそしてカメラマンなどにも親しまれています。
今回のRFレンズに変わって小型化されたことによってRFレンズは1,070g、旧型のEFレンズは1310gと約300g軽量化されています。
この軽量化された300gが“たった300g”と考えるかは人それぞれですが私的にはかなり大きい差だと思っています。
まずマスターやオタクをする上で荷物がどんどん多くなっていくことがあります。同便などの海外スケジュールに行く際は、鞄にレンズ2本、カメラ本体、モバイルバッテリーやパソコン等色々を持っていく人が大半だと思います。そんな中で重いレンズが2本もあったら撮りながらだとしんどいです。オタクするときは荷物が軽いに越したことはないです!!!
コンサートよりも空港などで同便して写真を撮るって方はこのレンズを買うことお勧めします。
レンズ:CANON RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
このレンズはキャノンから新型として発売されたレンズ100-500mmのペクオベク(백오백韓国略称)になります。
ミラーレスが普及される前まではキャノンのEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMをよく使われていました。ですがカメラとレンズの性能も上がって400mmから500mmと望遠がさらに強化されました。
100mm増えたので多少座席が後ろになっても大丈夫です!笑
ドームとかだと座席が前のほうでも遠いので500mm必須です。
ただデメリットと言うほどでもないのですが、EF100-400mmを使ってる時に400mmの最大まで伸ばしてもF値が5.6だったのに対して、新型のRF100-500mmでは500mmまで伸ばしたときにF値が7.1まで上がりました。
個人的にはよほど会場が暗くない限りF7.1でも撮影できると思います。
空港よりもコンサートなどで写真を撮るって方はこのレンズを買うことお勧めします。
初心者がマスターをするならなに使えばいいの?
写真を”マスター業”として撮ったり、同便したり、スケジュールは基本全通するぐらいまで行きたい気持ちがある人はこれから紹介する機材ではなく上で紹介したR5やR3などを買いましょう。
マスターっぽいことをちょっとだけやってみたいとか、韓国に行ったときに写真を撮ってみたい人向けのカメラ紹介させていただきます!
CANON EOS Kiss X10
apexレンタル | ゲオあれこれレンタル |
下位モデル:Canon EOS Kiss X9i | レンタル価格を見る |
GOOPASS | CAMERA RENT |
レンタル価格を見る | レンタル価格を見る |
このカメラがCANONの中から出ている初心者向けカメラです!
値段もかなり安く新品で購入出来て、なおかつ連射、画質もかねそろえてる初心者向け最強カメラです!
ダブルズームキットに入ってる“EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM”というレンズが55mmから250mmまでの距離が撮影できるのでF値こそ違いますが上で紹介した70-200mm(通称:セアッパ)と同じぐらいの距離感で撮影できる万能レンズになります。
操作性も簡単でかなりしやすいので、カメラに触ってみたい方やこれから徐々に始めて生きたい方は、まず韓国に来る直前に購入やレンタルをお勧めします。
レンタルするなら??
カメラを買うのはやっぱり高くて短くても数年使うものになるので自分が使いやすいカメラを使う方がいいに決まってますよね?
まずカメラを買うことから始めるのも間違いではありませんが、レンタルして予算を抑えたり、まずはカメラに慣れるところから始めるのもいいと思います。
APEXレンタル
APEX RENTALSは、機材や周辺機器の豊富さで選びたい方にはおすすめです。
初心者向けから最新モデルまで、さまざまな機材をレンタルできます。バッテリーが2個同梱しているため、コンサートやサイン会などの長時間撮影も可能です。
ゲオあれこれレンタル
ゲオあれこれレンタルは、カメラ以外のカメラも多いので韓国旅行などに併せて旅行グッズも選びたい方におすすめです。
登録料も無料、保険への加入などがすべて無料で利用できます。同業他社に比べて料金が非常にお得なのが特徴です。
またゲオあれこれレンタルでは、レンタル中の商品を気に入った場合、追加料金を支払うことで、そのまま買取ることができます。
その際、商品代金よりレンタル料金を差し引いた金額が買取料金になるので、とてもお手頃な料金となっています。
まとめ
マスター文化で日本のカメラをよく使われてるのもびっくりですが、マスターに頑張ればなれるので、気になるのがあったら購入して写真を撮ってみるのはどうでしょうか?
ここまでお読みいただきありがとうございました。
コメント